IT業界リーダーがこぞってプログラミング教育を推進する米国

”プログラムの作り方を学ぶことは、考えることを学ぶこと”、スティーブ・ジョブズ。米国では2020年までに100万人を超えるIT技術者の不足が見込まれて、業界はもちろん政府もこのままでは米国のカッティングエッジを保持することができないと危機感を募らせている。そんな中で Code.org が始めた Hour of Codeがなかなか素晴らしい。関連ビデオもマーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツなどITのオールスターが登場して若者がCS(コンピュータサイエンス)を学ぶことを励ましたり、基本的なプログラミングの考え方などを直接ビデオで教授している。

現在文科省は2020年までの大きな教育目標をグローバル人材育成の元、英語教育においているが英語だけで本当にいいのか?という疑問は残る。Khan Academyが示すように伝統的な学校授業を思い切ってflippingしてしまえば(日本では逆転授業というらしい)はるかに多くの子供たちが英語を勉強しつつプラスワンの技能や得意分野を身につけていくこともできそうにも思える。